2013年12月09日

あるマスター

たまに行ってた居酒屋のマスターが、店を閉めてから4ヶ月ぐらいになる。

60歳ぐらいのVシネに出てきそうな年齢のオッサンで。

営業中に外に出て一緒にラーメン食べ行ったり、酒飲んでベロベロになってたり面白いマスターだった。

もともと不良で料理の腕は凄くて、色々あって1人で居酒屋開いてマスターになったらしい。


話も合うし、金ない時なんかは安くしてくれた。

客層もヤバかった。

マック食べてる奴とか、床で倒れてる奴とかいた。

俺の本もカウンターに飾ってくれていた。

最高な店だったんだけど、そんなことばっかしてるから大家とのトラブルで店を閉めざるをえなくなった。

それから、マスターは荒んでしまった。

あらゆる飲み屋で酔って暴れて。

もともと店に来ていた客に金をたかるようになってしまった。

金貸してくれしか言わなくなり、みんな嫌気がさしてマスターから離れていってしまった。

もう、あれじゃ店はやれないだろうと思う。

マスターは、落ちぶれてしまったのかもしれない。

それが人生なのかもしれない。

このチェーンの居酒屋が激安な時代。

わけわからんオッサンがやってる、個人店なんかは今じゃ流行らないのかもしれない。

店の家賃も払っていたのか微妙だ。

そんなマスターだけど、本当にあたたかい人だった。

数少ない客だけど、みんなマスターが好きで飲みに来ていた。

もうマスターが店をやらないのかと思うと、とても寂しい気持ちになる。
posted by 山口祐二郎 at 08:24| Comment(22) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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